犬を飼う前に知っておきたかった5つのこと
犬と暮らすって、最高に幸せなことだと思う。
でも正直、最初はわからないことだらけだった。
特に大型犬と暮らすってなると、想像よりも“本気の覚悟”が必要になる。
ここでは、俺が実際に犬を飼ってみて気づいたことを、5つにまとめてみた。
これから犬を迎える人や、今ちょっと悩んでる人のヒントになれば嬉しい。
1.「可愛い」だけじゃやっていけない
子犬の頃の無邪気な姿。
寄ってきてくれるだけで嬉しくて、癒されて…。
でも、それだけで終わる関係じゃない。
思春期みたいに反抗してくる時期もあるし、
しつけに根気が必要なときもある。
トイレ失敗、噛み癖、吠え癖、全部現実。
可愛いって気持ちだけじゃ、長くは続けられない。
育てる責任と、寄り添う覚悟が必要だった。

2.しつけは“愛情の伝え方”だった
最初は「しつけ=厳しくすること」って思ってた。
でも実際は、ちゃんと伝える努力をすることだった。
感情で怒鳴ったって、犬には通じない。
逆に甘やかしすぎても、犬が困るだけ。
信頼関係って、日々のコミュニケーションの積み重ねでしか作れない。
犬をコントロールするんじゃなくて、
お互いのルールを作ることがしつけだと気づいた。
3.病院代とご飯代はガチでかかる
特に大型犬は、ご飯の量も多いし、薬も一回でバカにならない。
歳をとれば病院に行く回数も増えるし、体重がある分、診療も高くなりがち。
「命を預かる」ってことは、経済的な余裕も必要。
これはほんと、甘く見てると後でキツくなる。
だからこそ、迎える前に現実的な計算はしておくべきだったと思ってる。

4.「その犬種らしさ」を理解する大切さ
うちは虎次(グレートデン×ドーベルマン×ピットブルのMIX)と伊邪那(プレサカナリオ)を飼ってる。
見た目がかっこよくても、その犬種の性質や特徴を知らないと後悔する。
強さも繊細さも、それぞれの犬に“らしさ”がある。
性格を理解してこそ、ちゃんと関係が築ける。
「見た目が好き」で選ぶのはアリだけど、“付き合い方”まで想像してほしい。
5.日々の“当たり前”が、犬にとっては幸せだった
特別なことをしなくても、
一緒に過ごす時間、遊ぶ時間、散歩の時間。
それだけで犬は十分に幸せを感じてくれてる。
俺が忙しい日でも、いつものリズムで散歩して、
ちょっと撫でて、名前を呼ぶだけで目を細めてくれる。
犬って、すごくシンプルで、
でもすごく純粋な生き物なんだと思う。
まとめ
犬と暮らすって、想像以上に大変で、
でもそれ以上に、心を動かされる毎日だ。
「こうしておけばよかったな」って思うこともあったけど、
それも含めて、犬たちが教えてくれたことだった。
これから犬を迎える人には、
“命と一緒に生きる”ってことの重みと喜び、
どっちもちゃんと伝わってほしい。
――諒史(GARM JAPAN)