犬も日焼けする?夏のスキンケアについて
「犬に日焼け止めって必要?」
そう聞くと驚く人も多いけど、実は犬も日焼けする。特に、短毛種や毛の薄い部位は紫外線の影響を受けやすいんだ。
うちの伊邪那(プレサカナリオ)も虎次(グレートデン・ドーベルマン・ピットブルMIX)も、短毛の部類に入る。よく「毛が抜けなさそう」とか「手入れ楽そう」って言われるんだけど、実際は短毛ほど皮膚のダメージに敏感だったりする。
しかも、うちは「散歩」という形では外に連れて行っていない。
自然が広がる田舎の850坪の敷地で、朝でも昼でも犬たちは好きなタイミングで自由に動ける。
日が照っている時間に川遊びすることもあるし、日陰でゴロゴロしてることもある。その分、紫外線にさらされる時間は長くなる。

だからこそ、皮膚のケアや季節の変化に応じたケアが大事になってくる。
夏のスキンケアで気をつけてること
- 長時間直射日光に当たらないよう、木陰や日陰を確保
- 日中は無理に外に出さず、屋内で休ませる(クーラー+除湿)
- 肉球や耳先など、毛が薄くダメージを受けやすい部位は日々チェック
- 乾燥してきたら犬用のナチュラルバームで保湿
- 川や水場に入った後はきちんと乾かす(濡れたままだと菌が繁殖しやすい)
そしてよく誤解されるけど、短毛=毛が抜けないは間違い。
確かに舞い散る毛は少ないかもしれないけど、短毛はこまめに抜ける。
ブラッシングを怠ると皮膚が蒸れたり、かゆみの原因になる。
広い土地で自由に過ごせる環境だからこそ、しっかり向き合うべきこともある。
毛が短い=丈夫ではない。
犬たちが快適に過ごせるよう、季節に合わせたケアをしていこう。

――諒史(GARM JAPAN)