「大型犬との生活って、想像よりずっと”特別”だと思う」
大型犬を飼ってると、よく言われる。
「大きくてかっこいいね」
「強そう」
「うちじゃ無理だわ〜」
って。たぶん、見た目の迫力とか、サイズの大きさだけで判断されてる。
でも、こっちからすると──
「そんな簡単な話じゃないんだよな」って思うこと、多い。
スペース問題
まず家の広さ。
座るだけでソファ半分埋まる。
走り回れるスペースが必要で、うちもそれが理由で田舎に引っ越した。
都会の1LDKじゃ、正直お互いに窮屈すぎる。

散歩の視線
散歩に出れば、よくあるのが“距離感”。
こっちはただ歩いてるだけでも、
人が道の反対側に避けたり、
小型犬の飼い主が抱き上げたり。
「何もしないよ」って思っても、見た目で判断される。

食費・ケアのコスト
当然、食べる量も運動量も多い。
フードは一瞬でなくなるし、関節への負担も考えるとサプリやケア用品も必要。
身体が大きいぶん、病気になったときの費用だって軽くはない。
それでも一緒にいる理由
でもね、それでも俺はこの生活が最高だと思ってる。
なにより、こっちの感情に敏感だし、心が強く結びつく感じがある。
信頼ができて、守りたいって本気で思える存在。
それが虎次であり、伊邪那なんだ。
大きい犬って、「特別な存在」だと思う。
誰でも簡単に扱えるわけじゃないし、飼えば飼うほど責任がついてくる。
でも、だからこそ「わかる」人たちと繋がっていきたい。
このブランドも、そういう思いをカタチにしたもの。
ただのグッズじゃなくて、「大型犬と生きていく」っていう気持ちを、同じ目線で共有できたら嬉しい。
――諒史(GARM JAPAN)